Natural Circle – marru

新しいアトリエでの記念すべき第一作目がリリースされました。
広島でオーガニックコットンを使って気持ちいいデザインパンツを作られているメーカーさん、マアルさんのプロモーションビデオ 題して “Natural Circle” です。

YouTubeのリンクは、https://youtu.be/XdZKHngZE88
是非、ご覧になってください!

この社名”マアル”というネーミングが好きで、商品名もなかなかに趣向が凝らされています。女性用は満月パンツ、男性用は太陽パンツ!
最初見た時は「やられたー!」と思いました。

このネーミングや意味合いがうまく海外の人々にも伝わるようなお話しにしようと頭を巡らせ、コンセプトデザインを固める中で、1つの写真絵本に出会いました。

アメリカの教育学者 レオ・バスカーリア(Dr. Leo F Buscaglia)著『葉っぱのフレディ』
子供たちに”いのち”の巡りや大切さを教える、楓の葉っぱ、フレディが主人公の写真絵本です。
春に生まれたフレディが、夏や秋を過ごし、冬になって友達が一枚一枚散っていくのを見ながら、自分も大地に返って新しい生命を育てる糧となり、春にまた生まれてくるというのを教えています。

この”いのち”の巡りをNatural Circleと題して、会社のコンセプトに堂々掲げさせてもらいました。
日本人には、「マアル=まある」という響きから、「まあるいのよね〜」と暗黙の了解で共感できる平和的なイメージがありますね。
海外に目を向けた場合は、もっと咀嚼して説明が必要なケースもあります。
ので、ちょっと押し売り的にコンセプトをごり押しさせてもらいました。



丁度、ピヴォのアトリエに向かう公園通りに大きな楓の並木があり、一枚の葉っぱのデッサンから仕事が始まりました。

最初はいつも使っているカリグラフィーの付けペンで楓の葉を描いたり、筆先を斬髪した筆でインクを滲ませたり、コンピューターでベクトル・トレースしたり、CGでモデリングしたりと喧々諤々悩んでいましたが、最終的に、この写真のように、全てがごちゃ混ぜになって一枚のマアルさんらしい宇宙観、生命感が描き出せました。

ピヴォ的には、良い着地点となった一枚のビジュアルです。

ビデオの構成も、絵本のように左右にページがあるシンプルなレイアウトで、ナレーションではなく、活字でメッセージを伝えることにしました。


マアルさんは、西洋の暦(こよみ)ではなく、旧暦で運営をされているのも面白いところ。これまでにリリースされた商品は、満月や新月や旧暦の縁起のいい日を選ばれてきたようです。
で、このPVのリリース予定は、大寒が開けた、春の気立つ2月3日の立春だったのですが、こともあろうに間に合わなく、結局、2月12日の旧正月リリースになってしまいました。。。

毎日、アトリエからの帰り道、夜空の月の影を見上げながら、「月ってこんなにスピード速かったんか?」と月にお尻を叩かれていました。



前述のDr. バスカーリア
後年、母校である南カリフォルニア大学で、教育学の教鞭をとり、”Love 1A” という単位のないゼミを開催されていたそうです。
いのちの教育、いのちの大切さ、社会の人々のつながりをテーマに生涯、教育者として生きた彼。
そのゼミから生まれた『LOVE』(1972) 『The Fall of Freddie the Leaf (葉っぱのフレディ)』(1982) と著作が続きます。

愛ある作品がまたひとつ産み出され、幸せな旧正月となりました。

最後に代表の櫻木さんブログへリンク
https://marru.net/blog/20210213promotionvideo/

#naturalcircle #organic #ethics #lingerie


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