Animation, Life

INSIDE PIXAR – Mr. Barney Jones

週末に全部観た前述の”INSIDE PIXAR – ピクサーの舞台裏”は、本当に心洗われるような10話でした。 第1話は”SOUL”の共同監督のケンプ・パワーズさん。続く第2話は、ピクサーの映画から出て来たような、お洒落なキャラクターアートディレクターのディアナ・マルシリエゼさん。 これから、どんどんクリエイティブなディープな人々が紹介されて行くのだろう!とワクワクしながら、10話をノンストップで観てしまいました。が、意外にもCGのアーティストやアニメーターが一人もフューチャーされていませんでした。まさしく華やかな映画の影で活躍されている”舞台裏”の方々ばかり。 例えば、映画の中の文字情報やアイコンなどを世界各国版に差し換えている5人くらいのチームや、ピクサーの社員食堂をたった1人切り盛りするパティシエさん、社屋のインフラ管理をしている女性。彼女の一日の社内歩行距離 12km、最高のプロデューサーになるぞ!と頑張っているアシスタントさん、など。 その中で、一番感動したのが、仮音楽編集のバーニー・ジョーンズさん。3〜5年の映画制作の初期段階の仮音楽だけを制作している、、、と言うことは、最終的には全部入れ替えられて無くなってしまう音源です。そして、特筆するは、彼は51才でピクサーに入社したのですが、その就職が初めてのフルタイムジョブだそうです。それまでは、学校で音楽を教えたり、パンクバンドのボーカルだったり、トランペットのセミプロだったりと色々な音楽にまつわる仕事をされていました。電子音楽の学位も取っていらっしゃいます。 絵コンテをつなぎ合わせた荒削りな映像に、命を吹き込む仕事。まだ方向性が曖昧な抽象的なテーマに明快さを与える仕事。若い監督さんの言葉足らずな表現に対しても、いつも笑顔で飄々とした雰囲気で音楽をバージョンアップし続けている姿に感動しました。 彼のもう1つの仕事は「バースデー隊」と言う4部合唱団、7人くらいの合唱団の団長。スタジオで誕生日の人を訪ねてはハッピーバースデーの合唱をプレゼントするという活動でした。 月曜日から気持ちよく仕事ができそうな、バーニーさんの笑顔でした! 51才でピクサー入社って、僕にも一筋の光が